漫画家になるには

マンガ

漫画家になるには?

第一に「描きたい」という思いが大切。

そしてその思いの次に大切なものが「漫画家になるのに必要な能力」と「漫画家になる方法」を知ること

漫画家になるには色々なことをして、実践しなければいけません。

漫画家になりたいアナタもぜひ、この記事を読んで漫画家になるための一歩を踏み出してくださいね!

漫画家になるための方法は主に2種類あります
漫画家になるための方法は人それぞれ。
王道と言われる方法は2つで、ひとつめは漫画の新人賞に応募すること。ふたつめは出版社に作品を持ち込むことです。

他にも漫画家のアシスタントをしながら編集者とのコネクションを作り、デビューしたという人も。
最近では漫画の専門学校へ通い、授業の中で技術や知識を身に付ける方法も漫画家への近道と言われています。

漫画家になる方法

漫画家になるための王道な方法は2つと紹介しましたが、最近ではデビューの方法も多様化しています。

漫画家になるには、次の6つの方法からデビューを目指すのが一般的です。

新人賞から漫画家デビュー


漫画家デビューする王道の方法のひとつ。新人賞は編集者たちが才能ある新人を見つけるのが目的なので必ず作品を見てもらえるのがメリット。

さらに出版社へ足を運ばなくてもいいので、地方に住んでいても気軽に参加可能!

新人賞のメリット・デメリット
メリット:全国にいても漫画家デビューのチャンスがある
デメリット:編集者から直接詳しいアドバイスがもらえるわけではない
漫画の新人賞について

持ち込みから漫画家デビュー

新人賞と同じく漫画家デビューするための王道の方法。
アポをとって直接、編集者に会えるのでためになるアドバイスをたくさん受け取れます。

作品に見込みアリと判断してもらえれば担当編集がついて、漫画家デビューが近付きます。

持ち込みはまず、電話で事前に予約を取ることから始めます。
氏名や年齢などを伝え、日程調整をします。

続いて、指定された日時に編集部へ行きます。
受付で、自分の名前や用件、担当者の名前を伝えましょう。

基本的には、編集部のホームページに持ち込みの方法が書いてあるので、そちらも参考にしてみてください。

持ち込みのメリット・デメリット
メリット:プロの編集者から直接アドバイスがもらえる
デメリット:アポを取るなど持ち込みまでのハードルが高い
漫画家アシスタントから漫画家デビュー
漫画家のアシスタントになってプロの漫画家のそばで技術を磨くのも漫画家デビューに近づく方法。ベタを塗ったりスクリーントーンを貼ったり、アルバイトを兼ねて現場の空気を学べます。

アシスタントになるには、SNSやアシスタント募集サイト、または編集部のホームページなど、インターネット上でアシスタントの仕事を見つける必要があります。

また漫画が学べる学校に通って、講師や卒業生の紹介でアシスタントになることもできます。

どの方法でも、自分の作品の提出が求められるので、事前にイラストやマンガをいくつか描いて用意しておきましょう。

漫画家アシスタントのメリット・デメリット
メリット:プロの漫画家の元でスキルを学べる
デメリット:自分の漫画を描く時間を上手くやりくりする必要がある
漫画家のアシスタントになるには?知っておきたい方法【なりたい方へ】

同人活動から漫画家デビュー


同人活動から、漫画家デビューにつながることもあります。

同人活動とは、オリジナルの作品や二次創作の作品を同人誌にしてイベントで販売したり、インターネットで発表したりすることです。
自分のペース・自分の好きな作風で活動できるのがメリットですね。

自分の描いた作品を同人誌に載せてイベントで販売、評判が良ければ編集者から声をかけられて漫画家デビューとなることもあります。
インターネット上でも、話題になれば編集部から連絡が来る可能性も。

現在活躍している漫画家の中にも、最初は無名で同人活動していたという人もいます。

同人活動のメリット・デメリット
メリット:学校や仕事と両立しやすい
デメリット:人気がないと編集者に見つけてもらえない可能性が高い

SNS活動から漫画家デビュー


SNSで作品が話題になり、そのまま書籍化、または雑誌で連載が決まったというケースも増えてきています。

今や漫画の編集部の作品の探し方も変わってきていて、SNSで作品や新人を発掘することも少なくないようです。

SNSの良いところは、気軽に作品を発表でき、多くの人に見てもらえることです。

最初は反応が少なくても、継続して作品をアップしたり、作品のクオリティを上げたりすることで、より多くの人の目に止まりやすくなります。

中でもTwitterでは漫画作品が話題になりやすいので、アカウントを持っていない人は作っておくと良いでしょう。

SNSのメリット・デメリット
メリット:自由度が高く、自分の好きな作品を発信できる
デメリット:人気がないと編集者に見つけてもらえない可能性が高い

漫画の専門学校に通う


漫画の画力・ストーリー構成・コネ作りをするのに一番おすすめなのが、漫画の専門学校に通うこと。

プロの漫画家である講師が基礎からしっかり教えてくれるので技術の習得が早い上、出版社との太い繋がりがあるので、漫画家デビューするためのコネも作りやすいのです。

また、近年は電子出版が盛んになってきていますが、デジタル化が進むマンガ・イラスト業界に対応するため、最新の設備と教育環境を整えている学校もあります。

産学協同として出版会社をお呼びして批評会を行なっている学校もあるため、プロからアドバイスをもらっていち早く成長することができます。

漫画制作は1人で黙々と自分の世界や技術を磨くことも重要ですが、プロから学び、仲間から意見をもらうことでプロで求められていることに気づき、最短でデビューを目指すことができるのが専門学校の最大のメリットです。

漫画の専門学校のメリット・デメリット
メリット:漫画家デビューのための環境が整っている
デメリット:他の方法に比べるとお金がかかる
漫画を学べる専門学校・スクールランキング
漫画家デビューに向けた具体的な方法について

独学で漫画家になれるのか?


デビュー方法の一覧を見ると分かるように、漫画を描く技術がある程度あれば、独学でも漫画家としてデビューできます。

受賞や持ち込みといった従来の方法だけでなく、SNSからのデビューなどデビュー方法も多様化しているので、独学でデビューした人もたくさんいます。

しかし独学では、絵は練習次第で上達するかもしれませんが、ストーリーの考え方などは自己流で探っていかなければなりません。

また客観的に作品を見てもらえる機会がないので、上達にも時間がかかる可能性があります。

自力では不安という方や、手厚くサポートしてもらいたい方は、やはり学校に通うことをおすすめします。

学校では、ストーリーの考え方の指導はもちろん、講師や編集部によるアドバイスも受けられます。

学校と業界のコネクションも使えるので、漫画家デビューの可能性がより高まりますよ。

独学で漫画家になるには?


なりたい人が知るべきこと

漫画家になるには?必要な能力
漫画家に必要な能力漫画家になるには、一定の能力やスキルが必要です。
漫画家に必要な能力と、身に付けるための方法を紹介します。

想像力
漫画家になるにはまず「想像力」を育てましょう。

どんなに絵が上手でも面白い漫画のテーマ・キャラクター設定を想像できなければ面白い漫画を作ることは出来ません。

漫画編集者も漫画の中に登場するキャラクターがいかに魅力的か・漫画のテーマ性に共感できるかをチェックしています。

漫画やアニメ、映画、本など、さまざまな作品に触れることで、想像力を育てることができます。

画力
漫画家にはもちろん画力も必要。物語にインパクトを与えるためにはいろんな表情やポーズが描けなければいけません。
画力を上達させたいなら、まずは「見たものをそのまま描き写す」デッサンの練習をするのがおすすめ。

構成力
漫画の構成力とはコマ割りや構図のこと。どのようなコマでキャラクターをどの構図で描けば良いのかをしっかり計算できる能力が必要です。

構成力を学ぶには、まずはプロの漫画家のコマ割りや構図をマネするところから始めましょう。


漫画家になるには実力と同じくらい運も大切。
最初の読み手である担当編集者が敏腕であるかどうかがデビューできるかにも直接関係してきます。そして残念なことに漫画家は担当編集を選べない……。
だからこそ、漫画家は運が大切になってくる職業なんです。

漫画家に必要な能力とは


漫画家になるために必要な勉強について

漫画を上達させるための5つの方法
漫画の上達方法漫画家になるには、漫画を描くスキルを伸ばすのが大切です。
漫画を上達させるために、次の5つの方法を実践しましょう。

自分の好きなものをひたすら描く
絵を上達させるためには、まず自分の好きなものをひたすら描くということをしてみると良いでしょう。
例えば車でも良いですし、なにか好きな食べ物でも良いですね。もちろん女の子のイラストが好きならそれでもOK。
自分の好きなものは自然とよく観察し、理解しようとするので絵を上達させるのには最適です。

よく考えて描く
絵を描くときにただ単に「腕は身体についているもの」など安易に考えず、「どのような仕組みで腕は動くんだろう」とひとつずつのパーツをよく考えて描くようにしましょう。

すると自然と正確な絵を描こうとするようになるので、絵が上達してきます。
また考えて描くことにより、色々な発見ができて絵を描くことがより面白いと感じるようになるでしょう。

人に見てもらう
漫画を上達させるためには人に見てもらうことが大切です。最初は「絵が下手」「ストーリーが支離滅裂」など厳しいコメントがくるのは当然。
大切なのはどこを改善していけば良いのかを第三者から指摘してもらうことです。
もし漫画が一本の作品として出来上がっているのであれば、出版社に持ち込み編集者のプロの目で見てもらいましょう。

最後まで漫画を描きあげる
プロット作成・下描きを始めたら、絶対に最後まで書きあげるようにしましょう。
途中でストーリーが思わぬ展開に行ってしまったり、キャラクターの表情がうまく描けなかったり・・・。

自分の非力を感じることがあるかもしれませんが、一本描きあげたのと途中で描くのをやめてしまうのとでは大きな違いがあります。

もし納得のいかない漫画を描きあげたとしても、「自分には漫画を描きあげる力があるんだ」という自信をつけることができます。
その自信を糧に今度は納得が行く作品を描きあげられるよう頑張れば良いんです。

絵が下手でも諦めない!
漫画家になるには「絵が初めから上手でなければならない」と思い込んでいませんか?
絵のレベルを向上させる練習を実践していけば誰でも技術を見つけることができます。

また漫画は絵だけで良し悪しが決まるわけではなく、その漫画家でなければ描けない内容の作品であれば絵の技術が劣っていても人気が出ることも多いのです。

どうしても自分の絵では思いを伝えられないと悩んでいるのであれば、漫画原作者としての道を歩む方法もありますよ。
絵が上手くなかったとしても、漫画家として活躍する道が閉ざされているわけではないことを覚えておきましょう。

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漫画の描き方のコツ


「さっそく今日から漫画を描く練習を始めよう!」と思っても、まだ漫画を描いたことがなくて、どうやって練習すれば良いのか分からないという人もいるかもしれません。

そこで、簡単に漫画を描く手順とコツを解説します。

初心者はまず、漫画を描く流れを覚えれば良いので、慣れないうちは数ページの漫画で構いません。
とにかく、最後まで描くことが大切です。

1.テーマを考える
漫画を描く上で最も重要なのが、テーマです。
たとえば「ONE PIECE」なら「海賊王を目指して冒険する話」といったように、人気漫画はテーマがはっきりしています。

自分が伝えたいことを1つだけ決めて、それを漫画のテーマにしましょう。

2.プロットを書く
漫画の設計図であるプロットを書きます。
プロットには、物語の設定やあらすじを整理してストーリーに一貫性を持たせる役割があります。

プロットは、起承転結の形で書くのがおすすめ。

3.キャラクターを作る
人気漫画には、必ず魅力的なキャラクターが登場します。
キャラクターを作る時は、見た目だけでなく性格までしっかり考えることが大切です。

一般的には、ギャップのあるキャラクターだと人気が出やすいと言われています。

4.ストーリーを作る
テーマとプロットを元に、さらに詳しいストーリーを考えます。
ストーリーを考える時も、起承転結を意識すると話の見せ所がはっきりします。

5.ネームを作る
ストーリーまで考えたら、いよいよ漫画の形にしていきます。
ネームとは、コマ割りや構成、セリフなどを簡単に描き起こしたラフのことです。

「読者がスムーズに読めるか」「一番見せたいところはどこか」といったことを意識しながらネームを作りましょう。

6.漫画を描く
ネームを元に、漫画を清書しましょう。
アナログで画材を全てそろえるのは大変なので、画材を持っていなければ無料の漫画制作ソフトでデジタル漫画を描いた方が気軽に挑戦できます。

もしくは、漫画専門学校の体験授業で画材を使うのもおすすめです。
さらに体験授業なら、プロの漫画家の先生からアドバイスももらえます。

漫画の描き方(面白い漫画を描きたい人へ)

漫画家に必要な基礎学問
漫画家に必要な基礎学問「漫画家になるには高校の勉強は必要ない」と思っていませんか?
実は、高校の勉強が漫画家の仕事に役に立つこともあります。

美術
漫画家になるためには画力が必要不可欠です。
人物の顔を描くときのデッサン・インパクト与えるための背景の描き方など、
美術に関する勉強はしておくとよいでしょう。
画力があると認められれば、漫画家と並行してイラストレーターの仕事依頼が来ることもありますよ。

国語
漫画家になるためには絵が描けるだけでなく、感動させるセリフや起承転結が成り立っている物語構成を作れなければいけません。

セリフ作りや文章表現においては語彙力が必要なので、国語も基礎学力として身に付けましょう。

社会科
物語のアイディアを考えるときに知識として歴史や地理の知識が頭に入っていると、より深くリアリティのあるストーリーを考えることができます。
また物語の大筋(プロット)を作っているときに歴史・地理的な矛盾に気付けるので、嘘のない世界観を構築できます。

そもそも漫画家とは?

仕事内容
漫画家にも色々なタイプがいて、描く内容によって仕事内容は異なります。
基本的には出版社から依頼を受け、締め切りまで作品を描きあげて提出。
依頼主から変更点を指摘されたら、加筆作業に移っていきます。
漫画家の仕事内容の流れは下記のようになるでしょう。

話のアイディアを出す
話のテーマを決めて、大まかなストーリーやキャラクターの案を出します。
アイディア出しから原稿まで、漫画家は編集者と二人三脚で行います。
アイディアを話の大筋(プロット)にまとめる
ストーリーや世界観、キャラクター設定をプロットにまとめます。
セリフやキャラクターの流れを下書き(ネーム)に描き起こす
設計図となるネームを描き起こし、大まかなコマ割りやセリフを形にします。
下書き・ペン入れ・ベタ塗り・トーン貼りなどの処理をする
ネームよりさらに丁寧に下書きをします。
ペン入れからは、漫画家アシスタントも作業に加わります。
ベタ塗りやトーンといった仕上げ作業も、漫画家アシスタントの重要な仕事です。
依頼主へ完成したものを納品
漫画雑誌で連載を持つ漫画家なら、出版社が依頼主となります。
指摘があれば修正
大幅な修正はプロットやネームの段階で指示されますが、完成した原稿に微調整が入る可能性も。
依頼主が納得するまで繰り返し
漫画家の仕事の幅が広がっているため、依頼主は出版社だけとは限りません。
メーカーや広告代理店が、商品を紹介するための漫画を依頼することもあります。
勤務状況
勤務状況は活躍の場によって変わりますが、ひと昔前に比べて格段に効率が良くなっていることは確かです。

すべて手作業だった時代は作画ミスや人手が足りずに徹夜作業を何日も行うことが当たり前だったようですが、最近ではコンピュータを使うことが多くなっているため勤務時間が短縮されてきています。

しかし週刊連載を持っている売れっ子漫画家は毎週約20ページを描き続けることになるため、一週間のスケジュールはほぼ仕事で埋まります。

一週間の1~3日目まではストーリー作りに費やし、4~7日目で下描きから仕上げを一気に仕上げる漫画家が多いようです。
連載を長く続けている漫画家ほどしっかり予定の管理をしていて、締め切りを破らず体調も崩さないよう心がけています。

漫画家デビュー後の実態について

収入
漫画家には大きく分けて3つの収入源があります。

原稿料
原稿料を受け取ったら売れっ子でなくても、漫画家と名乗って良いでしょう。

原稿料は1ページ単価が数千円~数万円と決められていて、この額は漫画家のレベルによって出版社が決定します。
執筆した作品の合計ページ枚数×1ページ単価で計算され、納品後に支払い。

この原稿自体はデビューしたてでも、超売れっ子漫画家でも大差無いと言われています。

印税
デビューしたての漫画家と売れっ子漫画家の収入の差が現れるのが印税。
印税とは単行本が発売されて、売れれば漫画家自身には8~10%のお金が入ってきます。

売れれば売れるほど重版がかかり漫画家の収入も増えますが、逆に人気が出なければ単行本が出ることはなく収入は低いままなのです。

その他・グッズ収入など
漫画に人気が出るとアニメ化や実写化・ゲーム化する話が持ち上がります。
原作者という扱いになる漫画家にももちろん収入がプラスされるでしょう。

漫画家の収入は?年収アップのために大切なこと

やりがい
漫画家のやりがいは自分の生み出した作品を読んでもらい、楽しんだり感動させたりすることができる点。

また漫画雑誌などでは読者から感想を書いたハガキやメールが送られてくることもあり、直接自分の作品への感想を知ることができるのも漫画家のやりがいでしょう。

自分が漫画家として仕事をしていけるのか不安な方は、アミューズメントメディア総合学院のマンガイラスト学科で実力をつけるのがおすすめです。

漫画家としてデビューするための実力を身につけられるだけでなく、同時に漫画を扱う出版社や広告代理店、製作会社への就職もサポートしてくれるので、将来も安心。

職務別の漫画家のなり方

広告の漫画家
企業が商品などをアピールするために作る広告。それを描く漫画家になるにはイラストを描いて売り込むという方法があります。漫画よりもイラストの方がアピールをするときのイメージがつかみやすいです。

またSNSや電話などでアポを取って直接会う、など自分を売り込むことが大切です。

電子漫画・携帯漫画の漫画家
スマホやパソコンで漫画を読むことが一般的になってきています。そのぶんたくさんの漫画作品が必要になり、漫画家デビューするチャンスも増えてきています。

投稿サイトに作品を投稿して、評判が良ければデビューへの誘いがかかるかも!

同人誌の漫画家
同人誌に載せる漫画家になるにはまず「サークル」と呼ばれるグループに所属します。

もしグループに所属するのが苦手だったり金銭的に余裕があるのであれば、一人で同人誌を作り同人イベントに参加して同人漫画家として活動できます。

漫画家としてこれらの職務別に活躍していきたいなら、ジャンルに拘らずに対応できるだけのスキルを身につける必要があります。

漫画家になるには資格が必要?

漫画家になるために、資格は必要ありません。
デビューのためには、作品を描いてプロに見てもらうことが大切です。

ただし、漫画を効率良く描く技術はどんどん進化しているので、新しい技術を身に付けるための勉強が必要です。

特に、デジタルツールを使いこなせるようにするのがおすすめです。
デジタルツールを活用して、より早く、よりクオリティの高い漫画を描けるようになりましょう。

また、漫画家デビューに直接有利になるわけではありませんが、次のような資格もあります。

漫画能力検定
設定を元にキャラクターを描く「漫画キャラクター検定」と、ベタ入れやトーン貼りなどの技能試験を行う「漫画家アシスタント検定」があります。
色彩検定
効果的な色彩の使い方を問われる検定です。
カラー原稿はもちろん、広告の分野で活躍する漫画家にとっても役に立つでしょう。

なぜあなたは漫画家になりたのか?

あなたと同じように、漫画家を志望の方は全国・世界中にたくさんいます。
なぜ漫画家になりたいのか? その理由こそ漫画家になるための原動力でもあり、作品を生み出す原点になります。

漫画家になりたい人の多くは「漫画を読むのが好き」「漫画を描くのが好き」など漫画に対して好きという思いを抱いていると思います。

でも漫画が好きなだけであれば、趣味や同人誌で描いていくことも1つの方法です。

漫画家になりたい理由は人それぞれですが、その理由に対してどれほど自分が熱意を燃やせるかは漫画家デビューに大きく関わってきます。

なぜハードスケジュールで、漫画家同士で厳しい戦いを繰り広げるプロとしてデビューしたいのかをもう一度考えてみましょう。

まとめ


漫画家になるには色々な方法・必要な能力があるんですね。そしてそれは頑張ればきっと身に付けられるはず!
自分に合ったペースや環境を見つけて漫画家デビューに向けて歩き出しましょう。

漫画家になりたいけれど絵やストーリー作りに自信が無い……という人は、好きな漫画家の絵を模写をすることから始めたり、漫画の専門学校へ見学に行きコツを教えてもらうのも良いかもしれませんね。

漫画家になりたいという夢を叶えるために、まずは簡単に始められることからスタートしてみましょう。

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